アリストパネース『雲』(橋本隆夫訳、ギリシア喜劇全集1、岩波書店、2008年)
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ソークラテース 雲は望むものになれる。[348行、236頁]
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ソークラテースが雲や空気のようなものを信じており、しかも未知の神々を導きいれているとして、ソークラテースに反対する喜劇作品を発表した。この人物を告訴するために雲のコロスを用いた。[320−321頁]
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「優れた論法」「劣った論法」[…]これはまたプラトーンの『弁明』(18B以下)でも、『雲』のソークラテースが教えるものとして、弱論を強弁にする(劣った議論を優勢にさせる)論法と言われているものである。[364頁]
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