新潟県栃尾市天下島2−1−12でいまも営まれる「ミニスーパー・ハヤシヤ」は、正式名称を「林屋商店」という。「むかしのコンビニ」ふうの店である。煙草増税と「タスポ」導入に打撃を受ける一方、自動ドアのセンサーが不調で、客が入ろうとしても入口が開かないことがある。
創業者であるわたしの祖父・林幸一は、わたしがドイツに留学していた2004年4月28日水曜日に亡くなった。野球が好きで、銀行のタッチパネル式ATMを死ぬまで触らなかった。わたしが小学6年の頃、「中学校で英語を勉強したらテレビで一緒にオリンピックを見てくれ」と言われ、意味不明だったことを覚えている。
この地区が「天下島(あまがしま)」と呼ばれる由来をわたしは知らない。川と山に挟まれ「島」状をなすのは、隣の地区も同様である。「天の下の島」と呼ぶにふさわしいほどの輝かしい歴史は特にないと思う。
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