2010年9月24日金曜日

「叙事演劇とは何か」

1.

2003/10/12/20:56

2003/12/31/9:45
2004/1/20/21:46








































2.

 小学校高学年から中学生にかけて(1993~1997頃)、わたしはカセットテープレコーダーが好きだった。当時、大晦日にひとつの習慣をもっていた。一人で終わりゆく一年間を振り返り、声に出して録音するのである。だいたい20分くらい吹き込んだと記憶している。内容は、その年にあった重要な出来事について、そしていま好きな女の子について。なにを録音したのか細かいことは覚えていないが、後者が大半を占めたことは言うまでもない。

 数年にわたって続いたこの「自画像」は、誰に聞かせることもなく、数本のテープはいつのまにか紛失した。自分で捨てたのか親が捨てたのか知らない。

 上記2枚目の写真はひとりで撮ったものである。なぜセピアで撮影したのかわからない。そもそも7年前の大晦日にこんな自画像を残したことさえ忘れていた。9月1日にドイツに到着して、4ヶ月が経過したころである。

 大晦日は父方の祖父・林幸一(1921-2004)の誕生日だった。

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