地震発生時には西早稲田のベローチェにいた。本当に不安になるとまわりの人と話したくなることがよくわかった。携帯電話は最初から不通だったので、スカイプから家の固定電話にかけ、出産間近の妻と連絡をとる。ベローチェにいる限りではそこまで被害が大きいとは思わなかったので、いつも通り都電で帰ろうとしたが、最低2時間は動かないというアナウンス。タクシーに乗ろうと明治通りを歩くが、一台もつかまらず、最終的には高田馬場駅まで来るも、すごい行列で乗るどころではない。電車も当然止まっている。どうやらバスもまともに動いてない。仕方がないので走って&歩いて帰る。結局地震発生から2時間弱で早稲田→王子を帰ることができたが、非常に効率の悪い動きだった。災害時の動き方を一度でも考えたことがあったら、もっとずっと早く帰れた。まずは集められるだけの情報を冷静に集め、現実的に残っている選択肢をできるだけ早く採ることが重要だと思う。まだこれからどうなるかわからないけど、ひとまず妻と猫たちと無事でいる。それにしてもGmailとツイッター、イーモバイルには感謝。すばらしいサービスだ。携帯電話はダメだ。災害時にまったく使えない携帯電話など、どんな意味があるというのか。
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