最近では、毎日更新している「演劇的ニュース」(日付が入っている記事)でも、「共同体」、「コミュニティ」、「公共性」といったものを問題とすることが多い。
ただやはり、ギリシア悲劇だのポストドラマ演劇だのと言っていても、少し遠すぎるという感覚が常にある。日本の現状を考察し更新していくためのアイディアに熟すような種ではまだない。
これまで2回で論じてきた「コロス」について、また「個人と集団の関係」や「純粋な観客など存在しない」という観点、さらには「観客をコロスとして組織する演劇」に対する関心を、来週からの残り2回でもう少し日本の文脈に引き寄せて考えてみたい。
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