2011年5月27日金曜日

5/25 大きな社会

 25日の「演劇的ニュース」。

1. 英キャメロン首相の「大きな社会」構想

 1)Building a bigger, stronger society
 2)大前研一:英キャメロン首相の「大きな社会」構想に注目
 3)英国キャメロン政権の「大きな社会」とは何か
 4)イギリス「大きな社会」構想とソーシャルキャピタル論

 演劇にとって(演劇ばかりではないが)現在もっとも重要な議論は、イギリスの「大きな社会」構想とアメリカの「政府2.0」に関する議論である。いずれも政治あるいは行政を個々人に近づけ、コミットメントを深めさせると同時に、経済も活性化させるアイディアだ。おおざっぱに言えば、両者は「任せる仕組み」「引き受ける仕組み」を政府が用意することで、これまで政府が担っていた機能を民間に移譲しようというものである。社会を豊かにすると同時に経済を活性化させ、かつ財政赤字を膨らませないためのこの思想は、芸術にも接続されるべきだろう。

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