今日の「演劇的ニュース」。
1. 世界各地で情勢変動
1)スーダン:部政府軍が係争地に進攻 南部独立直前
2)シリア:デモ弾圧、死者900人 暴力に歯止めなく
3)イエメン:湾岸諸国のイエメン仲介停止、サレハ大統領が署名拒否
4)イスラエル・パレスチナ:米大統領がイスラエル占領地の一部維持容認、境界線問題で
5)タイ:総選挙:貢献党が運動本格化 実妹擁立、タクシン氏復権かけ
6)スペイン:与党、地方選で大敗 緊縮財政に批判
7)ドイツ:緑の党また躍進 ブレーメン州議会選で第2党に
世界各地で重要な動きが出てきている。
こうしたニュースを、とてもすべては追えない、と思うことがある。それに、そもそもこれらすべてに関心をもつべきなのだろうか、とも思う。まず、好きで興味があれば放っておいても追うからよい。あとは自分の利害関心と結びつけ、役立てられるものをフォローすればそれでよいのではないか。
もっともっと「利己的」になることが、日本のいろんなレベルで求められていると思う。「利己的」になるのは難しい。「利己的」になるには「己」を知らなければならないし、なにが「己を利する」のか知らなくてはいけない。「己」と呼べるような立場や「己」が属するコミュニティが必要になる。
「己」を立ち上げ、「己」の可能性をリストアップし、検証し、選択し、それによってふたたび「己」を更新していく。演劇=祭=政治を実現するためには、このようにポジティブな意味で利己的にならなければいけないのである。そして利己的だからこそ、他人や他国に関心をもてるし、協力できる、ということになるのではないか。
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